５月９日（火）　各学年の進路学習の様子

　５月９日火曜日７時間目に、総合的な学習の時間の中で１年生から３年生までそれぞれ進路学習を行いました。

１年生は、「進路サポート」を用いてこれからどのようにして進路実現を目指していくのかを考え、自己と社会の理解を深めていく必要性を再確認しました。高校生活の中で学習、部活動、ボランティア活動、学校行事などで積極的に活動することが、やりたいことを見つけるヒントになるということを学びました。また、大学、短大、専門学校に進学後の初任給の比較など生活することを含めた部分も確認する機会となりました。今後はさらに進路探求をし、来年度に向けて適切な科目選択ができるよう指導します。

 

２年生では、進路希望の方向性が決まった生徒が多いため、進学希望者と就職希望者で別々のワークシートに取り組みました。進学希望者は、「スタディサプリ進路」を用い、進学したい学校とそれに近い他校を調べ、比較しました。就職希望者は、就職面接でよく聞かれる質問に対する答えを自分なりにまとめていきました。

今後は、希望する進路先の資料を取り寄せ、より深く進路探求を行っていく予定です。

３年生では、進路希望により、国公立大、私立大・短大、看護医療系専門学校、専門学校、就職・公務員の５つにわかれ、それぞれ担当教員の指導で、進路学習に取り組みました。大学進学の生徒には、ゴール（＝目標）を定めさせ、その過程をまとめていく中でスケジュールの確認や学習計画の立案をしました。私立大・短大の生徒には、担当教員から、「好きなことを学びにいくための学校選びが大切」「好きなことをやるためにがんばろうという気持ちになれる」という熱い講話もありました。看護医療系専門学校の生徒には、道内看護学校の受験科目や受験日、おおよその目標となる数字を確認させ、学習への見通しを立てさせました。

専門学校の生徒には、担当教員から職人としてプロフェッショナルとして働くための我慢や覚悟を持つことの必要性を説き、実際にその職業に就いている人に辛いことや苦しいことの体験談を聞くように指導しました。

就職・公務員の生徒には、講師として胆振教育局進路相談員の西さんが来校され、「自分の将来について考える」と題して、職業を考えるポイントを詳しく話してくださいました。面接練習のときだけではなく、授業はもちろん、誰も見ていないと思われる普段の生活の中でも、意識して行動する習慣の大切さを、エピソードを交えながら教えていただきました。早速、放課後に昨年の求人票をチェックする者や就職試験の問題集を確認する者が現れ、生徒たちの意識向上につながったのではないでしょうか。